犬にもノミやダニ、食物などによるアレルギーがあります。
アレルギー症状がでると、激しい痒みが伴い犬にとってストレスとなり生活の質を大きく損なう可能性があるのでしばらく様子を見るなどということはせず、治療が必要です。
痒みに絶えられない犬は、絶えず皮膚を噛んだり、引搔いたり、舐めたりし長い間続くと、二次細菌感染症を発生する可能性が高くなるので、犬皮膚アレルギーサプリメントの投与などを行なうのが好ましいです。
獣医さんもおススメのサプリメント
犬皮膚アレルギーサプリメントは、天然素材の脂肪酸や酸化防止剤の入ったサプリメントが効果的です。犬の食事にオメガ3脂肪酸を入れることにより、痒みや皮膚炎症が減少することが発見され、多くの獣医もこれを薦めています。
酸化防止剤は、体内からフリーラジカルやそのほかの毒素を除去することに効果的なので、健康な皮膚を保つためにも効果があります。
抗酸化物質には、ビタミンAやC、E、コエンザイムQ-10やグレープフルーツ種子エキスなどが一般的ですので、これらの含まれているものが必要です。
免疫力も強くなる
これらに加え犬の免疫力を強くするために、消化酸素とプロバイオティクスを服用し、犬の消化管の善玉菌を増やすのも効果的です。
犬にとっての痒みは、皮膚を損傷させることはもちろん、かなりのストレスですので、アレルギー症状や痒みを治療することも大切です。
治療には、一般的にクリームはプレドニゾンやコルチコステロイドを使用します。ステロイドは、局所に塗るクリームタイプや経口投与、注射などとさまざまな方法があり、即効性のある薬です。
痒みには、プレドニゾンを服用すると大概は、24時間以内にかなり痒みが軽減され、犬も落ち着きます。ただし、ステロイドは即効性がある分、副作用なども発症するので長期的な使用せず、少ない量を短期間に使用することが重要です。
副作用が心配な場合には、抗ヒスタミン剤を使用しステロイドのような即効性はありませんが、長期的な治療となりますがこちらが安心です。
シャンプーにも気を使ってみよう
犬のアレルギーがアトピーの場合には、アレルゲンを皮膚から吸収することを避けるために、頻繁にシャンプーすることでアレルゲンの除去とアレルギー症状の発症を防止できます。ただし、シャンプー剤には注意をし、皮膚を乾燥させる石鹸成分のない、コロイド状のオートミールやアロエベラなどの痒みを抑えてくれる成分の入ったシャンプーを使用することが大事です。
ステロイドなどで症状が軽減したら、発症防止策として犬皮膚アレルギーサプリメントを服用するのが効果的です。