犬にも、皮膚炎やアトピーの症状が多くなっています。
アトピーやアレルギーは現代病とも言われていて、皮膚疾患や炎症などの問題で悩む飼い主が増えています。犬は自分で加減がわからないので、掻きむしってさらに症状を悪化させてしまうことも多いです。

ここでは、皮膚病や、皮膚炎やアトピーの改善に役立つサプリメントを見ていきます。

犬の皮膚病の原因は?

アトピーや皮膚炎の原因になるのが、たんぱく質です。人間でも子どもは消化吸収能力が低いために、食べたもののたんぱく質を分解できずに、老廃物が外に出ようとして炎症が起きてしまうことがあります。

犬の場合も、食物アレルギーを持っている子はたんぱく質の分解能力が低い可能性があります。治療に使われるのはステロイドで、塗ったり、飲んだりすることで痒みや炎症を抑えることができます。しかし、ステロイドを長期間使い続けていると、体が本来持っている免疫力が下がってしまい、さらに病気を起こしやすい体質になってしまうこともあります。

サプリメントで対処

10--15

ステロイドを使うのが悪いというわけではありません。ステロイドは、痒みや炎症を抑えることができるので、掻きむしりや腫れなどの症状を緩和してQOL(生活の質)を高めてくれることもあります。

しかし、長い間使い続けるのには適しません。症状が落ち着いたら、食事療法などで改善していくことが必要になります。

アトピーなどの症状改善に役立つのが、免疫力アップです。免疫力が高ければ、免疫機能が必要な時だけ働くようになるので、アレルギーなどが起こりにくくなります。

腸内環境を整えるプロバイオティクス

プロバイオティクスは、腸内環境を整えたり、免疫力をアップさせる効果がある成分のことです。人間の世界でも、ヨーグルトの売り場に行くとプロバイオティクスのヨーグルトが売っていますね。

犬にとっても、このプロバイオティクスは腸内環境を整えて免疫力アップさせる効果が期待できます。善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を防ぐことができるので、効率よく免疫力を高めることができます。

肌がきれいということは、腸内環境がきれいということと同義です。
犬の健康のためにもプロバイオティクスのサプリメントを使って、症状を改善、予防してあげるといいでしょう。

高齢犬はもちろん、幼犬のころから免疫力を活性化させておけば、病気のリスクを下げることができます。サプリメントにはお金がかかりますが、病気で苦しむ姿を見なくて済みますし、医療費がかからなくなるのでオススメです。