愛犬との生活の魅力の一つとして外で一緒に思いっきり走りまわる事が挙げられますが、遊ぶ場所に注意しないと愛犬の骨格に思わぬ負担をかけてしまう可能性もあるため注意が必要です。
犬の骨格と発症させやすい怪我
犬の骨格は小さな体を最大限に動かせるようにできており、最大の特徴は顎や尻尾を含めて関節が８つもある事です。
このため骨が関節から外れてしまう脱臼を発症させてしまう可能性が高く、骨格が小さい小型犬だけでなく老犬や赤ちゃんも注意する必要があります。
また大型犬に関しても顎関節の脱臼を発症する可能性があるため、よくあくびをしたり顎をこすりつけたりする犬は癖を治すしつけをするなどしたほうが良いでしょう。
さらに老犬が脱臼をした場合は特に注意が必要で、老化等が原因で大腿骨滑車溝が欠損している可能性があるため足を引きずっている場合は必ず獣医に診せてください。
犬が脱臼してしまう原因と対処方法
犬が脱臼してしまう原因の多くは交通事故や高い所から飛び降りる等して足に過度の負荷がかかる事が原因となっています。
しかし中には栄養不足が原因で軟骨が摩耗し破損してしまい、骨格が変形してしまった事が原因の場合があります。そうなる前に普段の食事から気を使い頑丈な体を作る事を手助けしてあげる必要があります。
仮に脱臼を発症させてしまった場合、その脱臼が軽度であれば人間の手で治したり犬の何かしらの行動で治る可能性がありますが、重度の場合は人間の手で治す事は不可能で手術で治すしか手段がありません。
しかし散歩や普段の生活で足に過度の負荷をかけていないのに脱臼したり骨が変形してしまう場合は栄養が不足している可能性が高く、様々な病気を併発する可能性も出てくるため、獣医に相談する等して食生活を改善するようにしてあげましょう。
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