犬の躍動感ある動きの根源は非常に機能的な骨格の構成のおかげですが、骨格に過度の負担をかけてしまうと骨格の弱い赤ちゃんや老犬でなくとも骨を損傷する可能性がでてくるため、普段の生活環境をきちんと考えなくてはなりません。
犬が発症する骨のトラブル
特に小型犬等に発症しやすい症状の一つとして膝蓋骨脱臼が挙げられます。
この症状は関節部分の膝蓋骨が滑る溝となっている大腿骨滑車溝という足を動かすための滑車の部分から膝蓋骨が外れてしまう事を指します。
主な原因は足に極端な負荷がかかると発症してしまうのですが、遺伝の影響でポメラニアンやチワワ、ヨークシャーテリア等の犬種が発症しやすい症状となっています。
またオスとメスでも症状の発生率が異なっており、メスよりオスの方が発症する確率が高い事が報告されています。
この他に発生する骨のトラブルとしては栄養不足による軟骨の損傷や変形の症状が発生する変形性関節症が挙げられます。
栄養素が不足してしまうと免疫介在性関節疾患という結合組織を攻撃する関節疾患まで発症する可能性があるため、栄養バランスのとり方がわからない場合は獣医に相談する事をお勧めします。
犬の骨格の損傷を防ぐには
骨格になんらかのトラブルが発生してしまった場合はまずそれ以上骨格に負担をかけないようにするため、散歩や体を大きく動かす遊びは控えるようにしてください。
骨が正常な位置から少しずれただけなら人間が少し力を入れるか放置していても治る可能性がありますが、骨に負荷がかかる生活を送っていた事は事実なので、大事をとって必ず休ませるようにしてください。
普段の生活の予防策としては食物酵素をバランスよく摂らせる事が挙げられます。
犬は内臓器官である膵臓で消化酵素を生産する能力で栄養素を補給しますが、この能力は働きすぎると疲弊してしまい栄養を吸収する事が困難になり結果的に骨が変形したりしてしまうのです。
なので脂質やたんぱく質などそれぞれ分解できる能力の違う消化酵素を適切なバランスで摂取させる事が必要になってくるのです。
グリコフレックスの栄養補給効果
ペットは人間と同じように食べ物に対してアレルギーを持っている子もいます。
犬も例外ではなく、そのため使われている材料に気を付けないとアレルギーにより様々な病気を発症させてしまうのですが、グリコフレックスの場合アレルギー体質に合わせた二つのタイプが用意されています。
鶏にアレルギーを持っている犬にはタブレットタイプを、アレルギーを持っていない犬にはソフトタイプが用意されておりそれぞれ餌一粒に含まれている栄養素の含有量も違うため、グリコフレックスは犬に合わせた食事配分を考える事ができます。
また使われている材料も緑イガイやグルコサミン塩酸塩が使われているため、犬の消化酵素生産能力に合わせた体に優しいサプリメントとなっています。