ペットとの生活の魅力は家等の生活空間に癒しをもたらしてくれる事と散歩等で外で元気よく一緒に遊ぶ事ですが、こういった行動には怪我や病気の原因となる事が多いため注意が必要です。

小型犬に発症例の多い膝蓋骨脱臼の原因

膝蓋骨脱臼の発症原因の多くは外的要因の可能性が高いです。
外から大きな力が加わってしまうと小型犬の場合骨格が細いため、簡単に膝のお皿がずれてしまう事があります。

交通事故の様に大きな事故だけでなく遊んでいる最中で壁に衝突してしまったり、高い場所から着地したり転倒といった物まで様々なので人間の基準で遊び場を選んだりすると大怪我につながるため注意してください。

また犬は尻尾を含めて関節の密集度が高く、前足だけでも肩関節、肘関節、手根関節と三か所ある上に四本足で歩くことを前提に作られた体のため、脱臼しその足を庇うように歩いてしまったために他の足まで悪くしてしまう可能性があるため、歩き方に異変を感じた場合はすぐに獣医に診せましょう

また遺伝の影響で犬種によって痛めやすい関節があり、トイプードルの場合は肩関節という足の根元に当たる関節を痛める事が多いため老犬や生後間もない子は特に注意が必要です。

膝蓋骨脱臼の症状について

9--15

小型犬が発症しやすい膝蓋骨脱臼は重度が4段階に分かれており、重度が1と2の場合は人間の手で戻す事ができます。
しかし重度が3と4になってしまうと手で戻そうとしても大腿骨滑車溝という関節の滑車部分が損傷しているため、正常な位置を維持する事ができません。

ペット自身が態度で表す症状としては足を引きずって歩くのみとなっているので、異変を感じたら関節部分をそれぞれ触っていきどの部分を痛がるか詳しく確認してください。

痛がる姿を見たくない方は詳しい損傷部分を把握する事はできませんが、足の骨の向きで大体把握する事ができます。
まず前や後ろから見て手根関節や足根関節、肘関節や膝関節が地面から垂直の向きになっている場合は異常はありません。

しかし垂直方向からずれている場合は、膝蓋骨脱臼を発症させている可能性が高いため必ず獣医に診せるようにしてください。

トイプードル膝蓋骨脱臼サプリメントについて

膝蓋骨脱臼は外的力の要因で負う怪我なので、サプリメント等で完治する事は絶対にありません。

重度1か2であるならば人間の手で治す事はできますが、重度3以上になると骨の一部が損傷している状態になっている可能性が高く、栄養素で解決できる問題ではないのです。
しかし手術は犬への負担が高く絶対にやりたくないという方は症状を安定させる事はできます。

コンドロイチンやグルコサミンが入った物はトイプードル膝蓋骨脱臼サプリメントとなりえる効果を保有してはいるので試してみると良いでしょう。
また食物酵素が豊富に含まれた物も栄養吸収を円滑にするので、トイプードル膝蓋骨脱臼サプリメントとして使う事ができます。