犬の皮膚炎、アレルギーによる痒みはサプリで改善。効果があったのは？

すぐに皮膚炎になる、アレルギーで痒がるという犬には、サプリを使って症状を予防、改善させてあげるという方法があります。
ここでは、犬の皮膚炎やアレルギーによる痒みに効果があるサプリ、シニア犬へのメリット、選ぶときの基準、について見ていきます。

皮膚の健康を守ったり、病気の治療の補助として使うならば、プロバイオティクスが配合されているものが評価が高いです。体にいい影響を与える生きた微生物をプロバイオティクスと呼んでいて、人間でもヨーグルトなどに入っているものが多くなっています。

プロバイオティクスは生物の味方、生物によいもの、という意味が込められています。菌をやっつけて体を守るのが特徴です。
ただし、菌といっても体に有害な菌もあれば、乳酸菌など体にいい菌もあります。プロバイオティクスはいい菌は残して、悪い菌はやっつけて、いい菌の割合を増やしていきます。

他にも乳酸菌や酵母菌などの生きた菌や、卵殻膜アミノ酸カルシウムなどの、腸内環境が正常に機能するのをサポートする成分が入っているものもあります。

体内の善玉菌は、加齢とともに減ってしまいます。
シニア犬になると食べ物の消化能力が落ちて、栄養分を吸収する力が衰えてしまいます。
皮膚や体毛が若い頃に比べて元気がなくなってしまうのは、栄養がしっかり吸収できなくなるからです。

栄養分は、生命を維持するために必要な脳や心臓、肺などに優先して運ばれるので、皮膚や体毛などのすぐに命に関わるわけではない器官は後回しになって、はやくに栄養不足の影響があらわれてしまいます。

プロバイオティクスなどの腸内環境を整える成分は、栄養を吸収させやすくする体作りをサポートしてくれるので、シニア犬にもおすすめです。

皮膚炎やアレルギーに効果があることはもちろん、その他のことにも気をつけて商品を選ぶことが大切です。
使ってすぐに効果が出るわけではないので、しばらくは与え続ける必要があります。

基本的には、配合成分、購入者の評価、コストパフォーマンス、安全性の4つの基準を満たしているかどうかをチェックしておくといいでしょう。

出ている症状を改善してくれる成分が入っているかどうかとその成分量、他にも凝固剤などもチェックしておきましょう。購入者の評価は、飼い主さんの口コミや動物病院で使われているか、などをチェックしてみるとわかりやすいです。
安全性は生産地、加工方法などを確認してみましょう。